過去問の目的は…得点じゃない?

過去の入試問題を解くにあたって,大切なことは…得点ではありません。やってみて,良い点だったから…悪い点だったから…と一喜一憂するのは,ちょっと待って! 過去の問題は,ふだんの学習に使うテキストや練習問題とは意味が違うのです。大事なのは,まず「入試」という雰囲気を感じとることです。

志望校の入試問題を体感しよう!

志望する学校の試験用紙を実際に見てみよう。「これが去年の入試かあ…」と思えば,必ずや感じるものがあるはず! 実感として試験が身近なものになれば,勉強や試験に対する意識が変わってくるのです。コレ,意外と大事。

試験をじっくり研究しよう!

過去の入試問題は,何度も何度もくり返し見てください。
過去何年分か見ていくと「あれ,同じ様な問題が,去年もあった。」と気づくことがあります。それこそが,過去の入試問題を解く大切な点。
入試問題は学校により,傾向というものがあります。たとえば,同じ様な問題で前年とは数値を変えただけ…同じ様な慣用句を使っている…時事問題に関連した出題が多い…などなど。ある一定の傾向があったり,よく出題される範囲,あまり出題されない範囲がはっきりしたりしています。
ただし,2~3年ごとにガラッと傾向を変える学校もあるので,過信は禁物です。

ふだんの学習に役立てよう!

各年度の問題を,じっくりと見たら,他のテキストなどで似たような問題を見たことがないか,よ~く思い出してください。また,他の勉強をしているときも過去に出題された問題を意識してください。だから,過去の入試問題は,何度も何度も見返して確認するクセをつけよう。

最大限の情報収集を!

問題の内容も大切ですが,他にも重要な手がかりがたくさんあります!例えば…

  • 全体の出題数と,制限時間。どのくらいのスピードで解けば時間内に終わるのか知っておこう。
  • 解答方法のパターン。選択問題を記号で答えるのか,記述式なのかなど。学校によってはマークシートの解答用紙の場合もあります。
  • 問題文の独特な言いまわし,その学校の特徴的な解答方法なども注意。
  • 計算問題などでは,どのくらい余白があるのか,問題ページ数はどのくらいなのか。

などなど… 他にも,大切な情報もいっぱい。 そういった試験形式を知り,”慣れる”ことが 過去の入試問題を行う重要な目的です。